縁結びの聖地として知られる出雲大社は、初詣の時期になると全国から参拝者が訪れます。特に三が日は、境内の神楽殿や本殿へ向かう参道が人で埋め尽くされるほどの賑わいになります。
この記事では、2026年の出雲大社・初詣をスムーズに参拝するためのガイド として、混雑状況、参拝時間、アクセス方法、駐車場の選び方、そして子連れや高齢者向けの注意点までまとめました。
初めて訪れる方でも迷わず快適に参拝できるよう、最新の情報の流れに沿って解説します。
出雲大社初詣2026の混雑状況
出雲大社の初詣は、三が日を中心に大変混雑します。初詣の時期は60〜70万人もの参拝者訪れるそうで、1月1日〜3日の昼前後は本殿へ向かう参道がゆっくりとしか進まないほどの人出になります。
元旦の0時から3時にかけては最初のピークが訪れ、その後も午前10時〜15時頃にかけて再び混雑が強まります。参拝までに30〜60分ほど行列が続くことも多く、神楽殿前や銅鳥居周辺は歩く速度が落ちるほどです。
混雑を避けたい方は、1月1日の早朝5〜7時や、1月2日・3日の夕方16時以降が狙い目と言われています。三が日を外して4日以降に訪れると、境内の空気をゆっくり感じながら参拝できます。
出雲大社 初詣2026｜参拝時間（開門時間）
出雲大社は、初詣期間中でも基本的に門が閉まらないため、元旦は終日参拝が可能です。
2026年の参拝時間の目安は次のとおりです。
参拝時間
1月1日 0:00〜24:00（終日参拝可能）
1月2日以降：6:00〜19:00の開門が基本
※例年の開門時間を記載しています。2026年の正式な時間は12月頃に出雲大社公式サイトで発表されるため、参拝前に必ず確認してください
特に元旦の深夜・早朝は冷え込みが厳しいため、暖かい服装とカイロの準備が欠かせません。
交通アクセス
出雲大社は「島根県出雲市」にあり、公共交通機関でのアクセス方法は電車・バス・車、どの交通手段でも行きやすいですが、初詣期間は道路が渋滞しやすくなるため、初詣の時期は公共交通機関が推奨されています。また初詣の時期は交通規制が入ります。
以下に行き方をまとめてみました。
電車＋バスでの行き方
出雲大社の玄関口となるのは 「出雲市駅（JR）」 です。
駅から出雲大社へは徒歩ではいけないため、バスに乗り換える必要があります。
出雲市駅 → 出雲大社の行き方
（※最も利用される鉄板ルート）
- 出発：JR出雲市駅 バスターミナル
- 到着：出雲大社正門前（バス停）
- 所要時間：約 25〜30分
- 運行：一畑バス（本数多め）
初詣期間は増便されるため、駅から出雲大社正門前までスムーズに移動できます。
電鉄だけで行く場合
出雲大社専用の駅「出雲大社前駅（一畑電車）」もあります。
- 出発：電鉄出雲市駅
- 到着：出雲大社前駅
- 徒歩：約 10分
ローカル線ならではの風情があり、ゆっくり旅を楽しみたい方にぴったりです。
車でのアクセス方法
出雲大社周辺は三が日の朝から夕方にかけて、道路が強い渋滞になる傾向があります。神門通りへの進入が制限されることもあり、近隣の駐車場は早い時間帯から満車になります。
とくに「神楽殿前駐車場」や「勢溜（せいだまり）駐車場」は人気が高く混雑します。
混雑時は臨時駐車場が設けられ、そこから徒歩またはシャトルバスで向かう流れとなります。
駐車場情報
出雲大社周辺は無料駐車場が豊富なことで知られていますが、三が日だけは事情が変わります。朝から満車となり、駐車までに時間がかかるケースも少なくありません。
最近は 予約できる駐車場サービス を利用する人が増えています。当日に「停められるかな…」と不安になる必要がなく、スムーズに参拝ルートへ進めるのが魅力です。
初詣時期は混雑するので予約できる駐車場もぜひチェックしておいてください。
予約できる駐車場はこちら
外宮・内宮のように分かれていないため、出雲大社はとにかく正門近くの駐車場を確保できるかがポイント になります。
予約駐車場を使用する場合は、規制区間もチェックしておいてくださいね。
駐車場の場所・利用時間・交通規制は天候や状況で毎年変更されるため、参拝前に島根県警・出雲市・出雲大社の最新情報を確認してください
お子様づれ・高齢者の方
出雲大社の境内は広く、特に拝殿前や神楽殿周辺は大変混雑します。そのため、子連れや高齢者と訪れる場合は次のポイントを押さえておくと参拝がスムーズです。
まず、小さな子ども連れの場合は、ベビーカーよりも抱っこ紐がおすすめです。参道に段差は少ないものの、人混みの中でのベビーカー操作は難しく、混雑時には動きづらくなることがあります。トイレは正門近くに整備されているため、参拝前に済ませておくと安心です。
高齢者と一緒の場合は、長い待ち時間を避けられる時間帯（早朝または夕方）を選ぶと負担が軽減されます。境内は砂利道もあるため、歩きやすい靴での参拝が必須です。また、休憩できる場所が限られるため、定期的に立ち止まって体調を確認しながら進むのが良いでしょう。
出雲大社初詣2026｜服装・持ち物
出雲は冬の冷え込みが強く、日本海側のため風も冷たく感じられます。特に朝晩は気温が下がるため、しっかりした防寒対策が必要です。
厚手のアウター、マフラー、手袋、防風仕様のインナーなどがあると快適です。また、スマートフォンのバッテリーは寒さで消耗が早いため、モバイルバッテリーを1本持っておくと安心です。お賽銭用の小銭や、温かい飲み物を入れた水筒も役立ちます。
非常に混雑するためお金の持ち方も気をつけてくださいね。身につけるものは最小限にしておくと混雑時に気にすることなく動きやすいです。
参拝後に立ち寄りたいおすすめスポット
初詣のあとには、神門通り周辺のカフェや飲食店を巡るのも楽しみのひとつです。「出雲そば」や「ぜんざい」など、出雲ならではの味を楽しめる店が並んでいます。
また、門前町には土産物店も多く、縁結びにちなんだお守りや雑貨も人気です。三が日は混雑しますが、夕方以降は落ち着くため、ゆっくり散策したい方にはおすすめです。
まとめ
2026年の出雲大社初詣は、三が日を中心に大変混雑しますが、早朝や夕方であれば比較的スムーズに参拝できます。元旦は終日参拝可能ですが、寒さが厳しいため防寒対策は万全に。
この記事の内容は例年の情報をもとに作成しています。
2026年の正式な参拝時間・交通規制・駐車場案内は、12月頃に出雲大社公式サイトで発表されますので、参拝前に最新情報を必ず確認してくださいね。
どうか素敵な一年の始まりを、出雲大社で迎えられますように！